ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド
2005年3月11日 映画
アメリカ ジャンル:ホラー
総評★★★
引用にも書いてありますが本作がゾンビ映画の原点といっても過言ではない作品です。ゾンビの基本的な定義、即ち噛まれた者はゾンビになる、頭を撃てば死ぬ、などといった当たり前の設定がこの映画で生み出されたのです。
以前の日記でもゾンビ映画について説明したけど、この映画含め続編は、実は人類破滅へを描いたシリーズ構成になっていて、その流れは
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 」→「ゾンビ」→「死霊のえじき」
といった具合でロメロ・ゾンビ三部作になっています。本作はまだゾンビが発生し始めた時に話なので規模は小さく舞台もチープな一軒屋。人々はまだゾンビの存在を知り始めたばかりで混乱している様子がこの映画では描かれています。
ちなみに今年は20年ぶりの最新作「ランド・オブ・ザ・デッド」が公開予定でゾンビファンにとっては最高の年になるはず。
そしてこのシリーズを最近の映画で例えるならば、ロード・オブ・ザ・リング三部作に似ているかも。といっても毎回主人公含めキャラが全然違っていますが・・・。
作品的にもかなり古い部類に入るのでフィルムはモノクロ。
(もしくはロメロ監督の自主制作映画なので金が無かったせいかも)
ユニバーサルの古典映画のようでクラシックな感じがしますが、中身はロメロ監督が味が色濃く出ています。痛烈な社会風刺や毎回黒人が主人公といったお約束もこの映画から始まっています。あとは人間ドラマが最大のウリ。残酷描写ももちろんあり。しかしモノクロのせいでよく見えないのが残念。
ゾンビに関しては、まだ初期なので不完全。
歩き方もちょっと変だし、次の作品「ゾンビ」での矛盾となるような設定もあるけどここは黙ってみるのが一番。
物語はよくありがちなお話だけど、これがゾンビ映画の原点なんだなぁと思って暇な時にみるのが一番いいかも。決して娯楽的な作品じゃないから万人受けは厳しいと思います。
個人的には「ゾンビ」を推したいところだけど。
総評★★★
すべてのゾンビ映画の源となった、ジョージ・A・ロメロ監督の処女作にして最高傑作。
引用にも書いてありますが本作がゾンビ映画の原点といっても過言ではない作品です。ゾンビの基本的な定義、即ち噛まれた者はゾンビになる、頭を撃てば死ぬ、などといった当たり前の設定がこの映画で生み出されたのです。
以前の日記でもゾンビ映画について説明したけど、この映画含め続編は、実は人類破滅へを描いたシリーズ構成になっていて、その流れは
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド 」→「ゾンビ」→「死霊のえじき」
といった具合でロメロ・ゾンビ三部作になっています。本作はまだゾンビが発生し始めた時に話なので規模は小さく舞台もチープな一軒屋。人々はまだゾンビの存在を知り始めたばかりで混乱している様子がこの映画では描かれています。
ちなみに今年は20年ぶりの最新作「ランド・オブ・ザ・デッド」が公開予定でゾンビファンにとっては最高の年になるはず。
そしてこのシリーズを最近の映画で例えるならば、ロード・オブ・ザ・リング三部作に似ているかも。といっても毎回主人公含めキャラが全然違っていますが・・・。
作品的にもかなり古い部類に入るのでフィルムはモノクロ。
(もしくはロメロ監督の自主制作映画なので金が無かったせいかも)
ユニバーサルの古典映画のようでクラシックな感じがしますが、中身はロメロ監督が味が色濃く出ています。痛烈な社会風刺や毎回黒人が主人公といったお約束もこの映画から始まっています。あとは人間ドラマが最大のウリ。残酷描写ももちろんあり。しかしモノクロのせいでよく見えないのが残念。
ゾンビに関しては、まだ初期なので不完全。
歩き方もちょっと変だし、次の作品「ゾンビ」での矛盾となるような設定もあるけどここは黙ってみるのが一番。
物語はよくありがちなお話だけど、これがゾンビ映画の原点なんだなぁと思って暇な時にみるのが一番いいかも。決して娯楽的な作品じゃないから万人受けは厳しいと思います。
個人的には「ゾンビ」を推したいところだけど。
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