明けましてオメデトウございます。
今年はウマく行けば進学、下手すりゃ地獄です。
それでも名物ヘタレ・レビューは続けていきます!





正月の唯一の楽しみはお年玉なんですよね。
今年はDVD2枚買って終了でした
(今買う時期じゃないと思うが・・・)
気になっていたゾンビ映画2本です。
(ファンなら絶対観なきゃならない2本)
「死霊のえじき」「死霊のしたたり」

・・・

・・・・

・・・・・

・・・・・・ドンビキしないで下さいねorz

”死霊〜”がつくB級映画は沢山あるけどこの2本はがっかりさせない映画なんです(「死霊の盆踊り」なんかは最悪らしいです)

それで早速「死霊のえじき」を鑑賞しました。

「死霊のえじき」★★★★☆
ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド~』『ゾンビ』に続く、ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ3部作の最終章がノーカット完全版で登場。生者と死者の数が逆転しゾンビたちの世界となった地球上で、生き残った科学者たちが最後の攻防を繰り広げる。



この映画はホラー映画の金字塔「ゾンビ」の続編です。
感想は「ゾンビ」と同じくらいドキドキしながら観ることができました。
そして感動しました。

前作よりアクションや世界観のスケールが悲しいほどダウンしましたが、
生き残った人間たちによる葛藤の場面は前作「ゾンビ」と同じくらいリアリィティに描かれています。
このヒューマンドラマがゾンビ三部作には欠かせないのです。
そしてこのシリーズに欠かすことのできない特殊メイクを担当しているトム・サヴィーニ(マニアの間では神様)によるメイクもおそらくどの映画よりも素晴らしいものかと思います。
ゴムなどを使うことによって人間の臓器が非常にリアルに・・・
(これ以上は気持ち悪くなるのでいえませんが)

「死霊のえじき」の舞台は「ゾンビ」の数年後で、ゾンビと人間の比率が完全に逆転してしまっています。
なんとその比は

400000:1


生存者たちはもはや地上で生活することはできず、
地下にこもり、どうにかしてゾンビ達を倒そうと考える毎日・・・。
次第に自己中心的になる人物が出てきて暴政を尽くす有様・・・。
そんな中、ある博士がゾンビを手なずけることに成功したのです。
その第一号が”バブ”と呼ばれるゾンビです。(他のゾンビよりも頭がいい
このゾンビも映画のクライマックスで活躍します。

ロメロ監督の映画が他のよりも優れている点はヒューマンドラマを描く事が上手であることに尽きます。監督はゾンビ映画を撮る時はその時代の社会を風刺するのですが、これがけっこう緊張感(あるいは絶望感)を持たせてくれます。

自分自身、馬鹿なので映画の素晴らしさを語るにはまだ早いと思いますが、
ゾンビだからグロシーンしかない等という理由で観るのを拒否しないで下さい。
その他のゾンビ映画はそうかもしれませんが、「ゾンビ」「死霊のえじき」は確かに怖いけど、人間の本質に訴えかける作品なのです。

来年には20年ぶりの新作「LAND OF THE DEAD」が公開されるみたいですが、やっぱり最近の社会を風刺する作品になりそうです。早く観てみたいです。

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