ヘルボーイ

2004年10月29日 映画
うわ、明日模試だよ(汗





「ヘルボーイ」★★★★☆

アメリカの人気コミック「ヘルボーイ」の実写化作品。
監督はこの前レビューした「ブレイド2」のギレルモ・デル・トロ監督。
彼の得意なゴシック的映像美は毎回素晴らしいし、
オタクだけあって原作重視のマニア路線を突っ走っています。
なのであまり日本人向きの映画では無さそうです。
そうは言っても意外と面白かったりするんですね、これがまた(笑)

見かけは怖いが心は温和なヘルボーイ(地獄君)が様々なオカルト事件を解決していくといったストーリー。彼の額にはコルクのような突起が2つあるけど、実は長かった角を削っているせいなのです(笑)

ヘルボーイを含め、主な登場人物はモンスターや怪人ばかり。
物語に欠かせない人物を紹介すると

<味方サイド>
猫好きでモジモジ片思いの赤鬼ヘルボーイ
彼の相棒で腐った卵が大好きな知的半漁人エイブ
彼が片思いする人体発火人間リズ
ロシアでの道案内をするゾンビのコープス
<敵サイド>
実際には死んでいなかったらしいロシアの怪僧ラスプーチン
ナチスの残党でトンファー使いのガスマスク男クロエネン
ラスプーチンが召還した”いかにも”な怪物サマエル

さらにそれぞれの個性がかなり出ているので観ていて楽しい。
物語的にはごく普通ですが今回はキャラでカバーしているように思えます。
難を言えば、もう少し各キャラのストーリーを深めてほしかった。
やはり登場人物数が多すぎるせいだと思うけど(汗

アクションはCGをバリバリに使用するといったものではなく、
8割は実写で撮っているのでかなりリアルで迫力あり。
それにカンフー的ではなくプロレス的な体当たりアクションも爽快です。

個人的には好きな部類の映画です。
でも先に述べたようにあまり一般向きとは言えません。
特撮や怪物映画が好きな方とっては大歓迎だと思いますが(自分もだけど

そろそろ公開が終了しそうなので観たい人は急いで劇場へ。

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